
N高等学校と通信制高校を比較する前に
通信制高校を検討するとき、「オンライン中心で学びたい」「キャンパスにも通いたい」「大学進学も考えたい」「学費を比較して決めたい」など、重視するポイントは人によって異なります。
特に現在は、インターネットを活用して自宅中心で学習できる学校だけでなく、週に数日キャンパスへ通える学校、進学対策やプログラミングなどを学べる学校など、さまざまな選択肢があります。
そのため、学校名だけで判断するのではなく、学費、オンライン学習、通学頻度、スクーリング、学習サポート、進路支援、課外活動などを確認して、自分の希望する高校生活に合っているか比較することが大切です。
この記事では、N高等学校をはじめ、運営母体の異なる以下の通信制高校を比較します。
| 学校 | 運営母体 | 主な比較ポイント |
|---|---|---|
| N高等学校 | 学校法人角川ドワンゴ学園 | ネット学習、リアル・オンラインキャンパス、多様な課外学習 |
| クラーク記念国際高等学校 | 学校法人創志学園 | 通学を含む多様な学習スタイル、コース・専攻 |
| 第一学院高等学校 | 株式会社ウィザスを母体とする第一学院高校グループ | キャンパスでの学び、オンライン、個別の成長・進路支援 |
| ルネサンス高等学校 | ルネサンス高校グループ/ブロードメディア株式会社 | ネット学習、少ない登校日数、オプションコース |
クラーク記念国際高等学校の母体は学校法人創志学園、第一学院高等学校の運営母体は株式会社ウィザスです。また、ルネサンス高校グループの公式サイトでは、ブロードメディア株式会社の代表取締役社長がグループ代表として掲載されています。したがって、いずれもN高等学校を運営する学校法人角川ドワンゴ学園とは異なる運営母体です。
なお、通信制高校は学校やコースによって学費・登校頻度・利用できる制度が異なります。本記事の料金等は2026年9月7日に確認した公式情報を基準としており、入学年度、履修単位数、コース、キャンパス、就学支援金などによって実際の負担額が変わる場合があります。
N高等学校

出典:N高等学校公式サイト
N高等学校の商品・学校概要
N高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する広域・単位制の通信制高校です。沖縄県うるま市に本校を置き、2016年4月に開校しました。
学校教育法第一条に定められた高等学校であり、必要な単位などの卒業要件を満たすことで高等学校普通科の卒業資格を取得できます。
N高グループではインターネットを活用した学習を軸にしながら、リアルキャンパスやオンラインキャンパスで学習するコースも設けています。
2026年度からは大きく、
「ネットコース」
「週5・週3・週1+ コース」
というコース編成になっています。
自宅中心で学習時間を組み立てたい場合と、キャンパスで仲間と学ぶ機会も設けたい場合の双方を検討できる点が特徴です。
N高等学校の特徴
ネットを中心に自分のペースで学習できる
N高等学校の代表的な学び方がネットコースです。
ネットコースでは、自宅でPCやスマートフォンなどを使って学習を進めます。高校卒業資格に必要な学習をネットで進めながら、空いた時間を自分の興味のある活動や学習に充てることができます。
毎日決まった時間にキャンパスへ通うスタイルだけでなく、自分で学習時間を組み立てたい生徒にとって比較候補になるでしょう。
ただし、通信制高校であるため、ネット学習だけですべてが完結するわけではありません。高校卒業に必要なスクーリングなどもあるため、入学前には実施場所・日程・参加費用について確認しておくことが重要です。
週1日から通学する選択肢もある
N高グループでは、ネットコースに加えて、リアルキャンパスまたはオンラインキャンパスを利用するコースがあります。
公式サイトでは「週5・週3 コース」と「週1+ コース」が案内されており、自分が希望する学習スタイルに合わせて選択できます。
「基本は自分のペースで学習したいが、週に何日かは人と関わりながら学びたい」という場合にも検討しやすい仕組みです。
リアルキャンパスも拡大しており、2026年9月時点でN高グループのリアルキャンパスは全国42都道府県105カ所と公式発表されています。
ただし、すべての地域に同じキャンパスやコースがあるわけではありません。希望するコースを利用できるか、自宅から通学可能なキャンパスがあるかは個別に確認しておきましょう。
高校卒業に必要な学習以外にも取り組める
N高グループでは、課外学習も用意されています。
2026年4月からは「+ONE授業」が始まり、英語・数学などの科目学習に加え、プログラミング、デジタルデザイン、大学受験対策、資格取得対策などから学習内容を選択できる仕組みが導入されています。
そのため、高校卒業資格の取得に必要な学習だけでなく、「高校在学中に興味のある分野も学びたい」という場合には、どのような授業が用意されているか確認してみる価値があります。
N高等学校の学費
N高等学校を比較するうえで確認しておきたいのが学費です。
公式サイトでは、ネットコースについて**1年間の実質負担額のモデルケースとして年額73,000円~**と案内されています。
これは補助金等を考慮したモデルケースであり、世帯状況などによって金額は異なります。
普通科1年次について、公式サイトに掲載されている「支給見込額の先引き適用あり」の例では、以下の内訳です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 10,000円 |
| 施設設備費 | 50,000円 |
| 教育関連諸費 | 13,000円 |
| 1年次実質負担額の例 | 73,000円 |
一方、支給見込額の先引きを適用しない場合の公式掲載例では、25単位分の授業料300,000円を含めて373,000円となっています。
したがって、「N高の学費は一律73,000円」と考えるのではなく、就学支援金等の適用状況、履修単位数、選択するコースなどを含めて確認する必要があります。
通学する場合は追加のコース学費が必要
週5・週3・週1+コースを選択する場合には、ネットコースの学費に加えてコース学費が必要です。
公式サイトに掲載されている例では、週3のオンラインキャンパスの場合、
ネットコース:年額73,000円~
+
週5・週3コース:年額483,000円~
=
合計年額556,000円~
とされています。
週1+コースのオンラインキャンパスの例では、
ネットコース:年額73,000円~
+
週1+コース:年額207,000円~
=
合計年額280,000円~
です。
このほか、必要に応じたPC購入費、スクーリング参加費用、検定料などは上記金額に含まれません。
そのためN高等学校の費用を比較するときは、「ネットコースだけを利用する場合」と「リアル・オンラインキャンパスを利用する場合」を分けて考えると分かりやすいでしょう。
学費・就学支援金制度・コース料金は変更される場合があります。実際に必要となる金額は入学時期や履修状況などによっても異なるため、出願前に募集要項や個別相談で確認してください。
N高等学校のおすすめポイント
オンライン中心と通学を比較して選べる
N高等学校を検討する際のポイントの一つが、学び方の選択肢です。
ネットコースでは自宅を中心に学習し、週5・週3・週1+コースではリアルキャンパスまたはオンラインキャンパスを活用できます。
そのため、
「毎日の通学に限定せず高校生活を組み立てたい」
「オンラインを中心に学習したい」
「週に何日かはキャンパスで学びたい」
といった希望に合わせてコースを比較できます。
ただし、通学頻度が増えるコースでは追加費用も発生するため、通学スタイルと年間費用をセットで比較することが大切です。
進路について考える際の実績情報が公開されている
N高グループは2026年3月卒業生について、進路決定率を**94.24%**と公表しています。
この数字はN高等学校だけではなく、N高等学校・S高等学校・R高等学校を合わせた「N高グループ」の実績です。
同じ公式発表では、2026年の大学合格実績として海外大学379名なども掲載されています。
進学実績を見る際には、単純な人数だけで学校を判断するのではなく、対象となる学校・卒業生、集計方法、在籍生徒数なども合わせて確認することが重要です。
進学を希望している場合は、志望校に合わせた学習サポートの内容や、大学受験対策として利用したい授業に追加費用が発生するかなども個別相談で確認するとよいでしょう。
N高等学校のキャンペーン・特典
2026年記事作成時点の公式入学案内では、資料請求を無料で受け付けています。また、オープンキャンパスや個別相談会も案内されています。
今回確認した公式情報の範囲では、入学者全員を対象とした期間限定の「学費○円割引」などを一律に適用するキャンペーンとして明確に案内されている情報は確認できなかったため、本記事では割引キャンペーンとしては記載しません。
資料請求や説明会を利用すると、コースごとの違いや学費、スクーリングなど、Webサイトだけでは判断しにくい内容を確認できます。
N高等学校が考えやすい利用シーン
N高等学校は、次のような希望がある場合に比較候補の一つになります。
- 自宅でのネット学習を中心に高校生活を組み立てたい
- 毎日通学する以外の学習スタイルも検討したい
- 週1日・週3日・週5日などの通学方法も比較したい
- 高校卒業に必要な学習と並行して、プログラミングやデジタル分野などにも触れたい
- 大学進学も視野に入れて通信制高校を検討したい
- オンラインだけでなく、生徒同士が交流できる環境も確認したい
一方、リアルキャンパスへの通学を希望する場合は、最寄りのキャンパスの場所、選択可能なコース、通学時間、追加学費まで確認する必要があります。
通信制高校は「オンラインで学べるか」だけではなく、卒業までどのようなサポートを受けられるか、スクーリングに無理なく参加できるか、希望する進路に向けた学習環境があるかまで比較して選ぶことが大切です。
N高等学校のまとめ
N高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する広域・単位制の通信制高校です。
ネットコースを軸に、リアルキャンパス・オンラインキャンパスを利用する週5・週3・週1+コースが用意されており、自分の希望する学習スタイルに合わせて比較できます。
ネットコースについては公式サイトで年額73,000円~という実質負担額のモデルケースが掲載されていますが、就学支援金等の適用状況や選択するコースによって負担額は変わります。通学系コースを利用する場合は追加のコース学費も考慮しましょう。
「ネット中心で学ぶ」「定期的にキャンパスへ通う」のどちらも検討したい場合は、資料を取り寄せたうえで、希望するコースの年間費用やスクーリングについて確認すると比較しやすくなります。
クラーク記念国際高等学校

クラーク記念国際高等学校の概要
クラーク記念国際高等学校は、学校法人創志学園を運営母体とする通信制高校です。
N高等学校とは運営母体が異なり、通信制高校という共通点を持ちながら、通学を重視したコースからオンラインを活用するコースまで複数の学び方を用意しています。
公式サイトでは、主な学びのスタイルとして「週5日コース」「オンライン+通学コース」「単位修得コース」が案内されています。個別最適学習、探究学習、海外留学プログラムなども展開しています。
N高等学校と比較する場合は、「オンライン中心で時間を組み立てたいのか」「キャンパスへ継続的に通いながら学校生活を送りたいのか」という観点が一つの比較軸になります。
クラーク記念国際高等学校の特徴
通学とオンラインの両方から学び方を検討できる
クラーク記念国際高等学校は、通信制高校でありながら通学型の教育にも力を入れています。
週5日通学するスタイルだけでなく、オンラインと通学を組み合わせるスタイルなども用意されているため、生徒の希望に応じて学習方法を比較できます。
通信制高校を検討していても、「自宅学習だけではなく学校へ通う機会も持ちたい」と考える生徒・保護者にとって確認しておきたい学校です。
ただし、開講しているコースや専攻はキャンパスによって異なります。希望するコースが最寄りのキャンパスで利用できるかを事前に確認する必要があります。
興味や進路に合わせたコースを選べる
キャンパスによっては、一般的な高校の科目に加えて、特定分野を学べるコース・専攻が設置されています。
例えば東京キャンパスでは、ペット生命科学、食物栄養、美術デザイン、保育・福祉、スポーツなどのコースが公式サイトで案内されています。
「高校卒業資格の取得に必要な学習と、自分が興味を持っている分野の学習を両立させたい」という場合には、希望地域でどのようなコースが提供されているか確認するとよいでしょう。
学校説明会や個別相談を利用できる
新入学の場合、公式サイトでは資料請求の後、学校説明会・オープンキャンパスまたは個別相談を経て出願する流れが案内されています。
校舎見学や先生・生徒との交流ができる機会も設けられています。
通信制高校はWebサイトだけでは実際の雰囲気を把握しにくいこともあります。通学型を検討する場合は、キャンパスを実際に確認してから判断する方法もあります。
クラーク記念国際高等学校の学費
クラーク記念国際高等学校の年間学費は、
「高校卒業資格の取得に必要な学費」+「選択コースの学費」
という仕組みになっています。
そのため、キャンパス・コース・履修単位数によって金額が変わります。
公式サイトで現在掲載されている2027年度新入学生の年間学費モデルでは、就学支援金の対象となる場合、スマートスタディコースについて次の例が示されています。
| コース | 本校授業料等 | コース授業料等 | 年間学費モデル |
|---|---|---|---|
| スマートスタディⅠ | 102,800円 | 60,000円 | 162,800円 |
| スマートスタディⅡ | 102,800円 | 275,500円 | 378,300円 |
この金額は、就学支援金337,200円を本校授業料に充当した後のモデルです。また、履修科目に応じて教科書代が1万円程度必要とされています。
模試、各種検定料、ICT教材費、健康診断費、PC購入費などは上記モデルに含まれていません。北海道地区では金額が異なる旨も案内されています。
週5日コースについては各拠点によって学費が異なるため、希望するキャンパスの募集要項を確認する必要があります。
つまり、N高等学校と学費を比較するときには、単純に学校全体の金額だけを見るのではなく、希望する通学頻度とコースをそろえて比較することが重要です。
なお、上記は記事作成時点で公式サイトから確認できる学費情報です。入学年度、キャンパス、履修単位、就学支援金の適用状況などによって実際の負担額は異なる場合があります。
クラーク記念国際高等学校のおすすめポイント
クラーク記念国際高等学校は、通信制高校でありながら、キャンパスへ通う学校生活も検討できることがポイントです。
オンライン中心の学び方だけでなく、週5日通学などを含めて比較したい場合には候補になります。
また、キャンパスによって専門分野を学べるコースが用意されているため、興味のある分野が明確な場合には、希望する専攻の有無を確認してみるとよいでしょう。
一方で、キャンパスによって学費・コースが異なるため、「クラーク記念国際高等学校」という学校名だけで判断するのではなく、実際に通う予定のキャンパス単位で比較することが大切です。
クラーク記念国際高等学校のキャンペーン・特典
記事作成時点では、公式サイト上で資料請求、学校説明会、オープンキャンパス、個別相談などが案内されています。
例えば名古屋キャンパスでは、2027年度に向けた学校説明会などが案内されています。
今回確認した公式情報では、全国の新入学生へ一律適用される期間限定の学費割引キャンペーンについて、具体的な割引額・終了日を伴う共通キャンペーンは確認できませんでした。
イベント内容はキャンパスや時期によって変わるため、希望キャンパスの最新情報を確認してください。
クラーク記念国際高等学校の利用シーン
クラーク記念国際高等学校は、次のような希望がある場合に比較しやすい学校です。
- 通信制高校でもキャンパスへ通う高校生活を検討したい
- オンラインと通学を組み合わせたい
- 自分の興味に合った専門コース・専攻も確認したい
- 学校説明会やオープンキャンパスで校舎の雰囲気を確認したい
- 大学進学だけでなく将来につながるさまざまな学習分野を検討したい
クラーク記念国際高等学校のまとめ
クラーク記念国際高等学校は、週5日通学からオンラインを活用する学習スタイルまで選択肢を設けている通信制高校です。
学費についてはコースやキャンパスによる違いが大きいため、希望する通学スタイルを決めてから募集要項を確認すると比較しやすくなります。
特に通学を希望する場合は、自宅からの距離だけでなく、希望するコースの有無や年間費用も確認しておきましょう。
第一学院高等学校

第一学院高等学校の概要
第一学院高等学校は、通学スタイルとオンラインスタイルの双方を展開している通信制高校です。
通学スタイルでは「スタンダードコース」「ベーシックコース」などがあり、オンラインスタイルとして「Mobile HighSchool」が設けられています。
さらに大学進学、社会探究×総合型選抜、グローバル、AIスキル、アート表現など、興味や進路に合わせた学習を選択できるコースもあります。
N高等学校と同様にオンラインで学ぶ選択肢がある一方、キャンパスへ通うコースも用意されているため、学習スタイルを比較して選ぶことができます。
第一学院高等学校の特徴
最大週2日・最大週5日の通学スタイル
第一学院高等学校のベーシックコースは最大週2日、スタンダードコースは最大週5日の登校スタイルです。
公式サイトでは、キャンパスでの学習とオンライン学習を組み合わせた学び方として案内されています。
毎日決まった頻度で通うことだけを前提とせず、自分の状況に合わせた登校スタイルを検討できる点が特徴です。
オンラインで学ぶMobile HighSchool
Mobile HighSchoolは、オンラインキャンパスを利用して学習するスタイルです。
自分のペースで取り組める学習プログラムに加え、フェローと呼ばれる先生や仲間との交流も用意されています。
そのため、N高等学校のネットコースと比較するときは、オンライン授業の内容だけではなく、先生とのコミュニケーション方法、交流機会、スクーリングの方法なども確認すると違いが分かりやすくなります。
進路に合わせた専攻も用意
大学進学を考えている生徒向けには大学進学専攻が設けられています。
このほか、社会探究×総合型選抜専攻、グローバル専攻、韓国語学・文化専攻、AIスキル専攻、アート表現専攻なども公式サイトで案内されています。
キャンパスや年度によって選択できる専攻が異なる可能性があるため、希望する専攻が利用できるか確認することが重要です。
進路・キャリア支援も確認できる
第一学院高等学校では、キャリアカウンセリングなどの進路支援を実施しています。
公式サイトでは、在学中だけでなく卒業後のキャリア相談も行っていることが案内されています。
2026年の進路実績としては、
大学等:1,467名
専門学校等:1,154名
就職等:543名
と公表されています。
また、大学等の合格実績については2024年3月から2026年3月時点までの卒業生の情報が掲載されています。
進路実績をN高等学校などと比較するときは、人数だけで優劣を判断せず、集計期間や在籍生徒数、進学・就職などの進路区分、希望する進路に対応した支援内容を合わせて確認することが大切です。
第一学院高等学校の学費
第一学院高等学校は、選択するキャンパス・コース・入学形態などによって必要な費用が異なります。
今回、記事作成時点の第一学院高等学校公式サイトを確認しましたが、一般向けWebページ上で各コースの年間学費を一律の具体額として確認できる公開情報は限定的でした。
そのため、他校の金額から推測したり、第三者比較サイトの金額を転載したりせず、この記事では具体額を断定しません。
資料請求時や個別相談では、少なくとも次の項目を確認して比較するとよいでしょう。
授業料、入学金、指導関連費、施設設備費、コース費、教材費、スクーリング関連費、就学支援金適用後の負担額です。
特にスタンダード、ベーシック、プレミアム、Mobile HighSchoolなどで条件が異なる可能性があるため、N高等学校などと比較するときは、希望するコースの年間総額をそろえて比較する必要があります。
記事作成時点で公式サイトから具体的な一律料金を確認できなかった項目については、入学年度・キャンパス・コースを指定したうえで、資料請求や個別相談で確認してください。
第一学院高等学校のおすすめポイント
第一学院高等学校は、オンラインだけでなく、キャンパスへ通う学習スタイルも比較したい場合に検討しやすい通信制高校です。
最大週2日のベーシック、最大週5日のスタンダード、オンラインのMobile HighSchoolなどがあるため、希望する高校生活に合わせてコースを検討できます。
また、進路について「まだ具体的に決めていない」という場合でも、キャリアカウンセリングなどの支援内容を確認できます。
保護者との連携についても、公式サイトでは学習面・生活面の情報共有や担任とのコミュニケーションについて案内されています。
第一学院高等学校のキャンペーン・特典
記事作成時点では、公式サイトで資料請求、オープンスクール、個別相談などの案内を確認できます。
例えば名古屋キャンパスでは、2026年9月のオープンスクール日程などが掲載されています。
今回確認した公式情報の範囲では、全国の入学生へ一律適用される具体的な学費割引額と期間を明記した共通キャンペーンは確認できませんでした。
説明会などの開催状況はキャンパスによって異なるため、希望する地域を選択して確認してください。
第一学院高等学校の利用シーン
第一学院高等学校は、次のような場合に比較候補となります。
- 自宅中心のオンライン学習を検討している
- キャンパスにも通いたい
- 週2日程度と週5日程度の通学スタイルを比較したい
- 大学進学など進路に合わせた専攻を検討したい
- 先生とのコミュニケーションやキャリア支援も重視したい
- 高校卒業後まで含めたキャリアサポートについて確認したい
第一学院高等学校のまとめ
第一学院高等学校では、通学型のスタンダード・ベーシックなどに加え、オンライン型のMobile HighSchoolが用意されています。
大学進学など進路に合わせた専攻もあり、学習方法と将来の目標の両方からコースを検討できます。
一方、学費は選択するコースなどによって異なるため、資料請求・個別相談の際には年間総額を確認し、N高等学校など他校と同じ条件にそろえて比較するとよいでしょう。
ルネサンス高等学校

ルネサンス高等学校の概要
ルネサンス高等学校は、インターネットを活用した学習を中心に高校卒業を目指せる通信制高校です。
ルネサンス高校グループには、ルネサンス高等学校、ルネサンス豊田高等学校、ルネサンス大阪高等学校があります。
今回の比較では、その中でもルネサンス高等学校を対象とします。
普段の学習をオンラインで進めながら、通信制高校の卒業要件であるスクーリングへ参加する仕組みです。
ルネサンス高等学校の特徴
ネットを活用して学習を進められる
自宅などからインターネットを使って日々の学習を進められるため、毎日キャンパスへ通うことを前提としない高校生活を検討できます。
N高等学校のネットコースと比較する場合にも、オンライン中心で高校卒業を目指せる学校として比較しやすい選択肢です。
ただし、どちらの学校も「一切登校せず卒業できる」という意味ではありません。
通信制高校では卒業要件として面接指導、いわゆるスクーリングへの参加が必要です。
スクーリング日数を抑えた学習スタイル
ルネサンス高校グループでは、メディア学習を利用することで、スクーリングの日数を少なくする仕組みを採用しています。
公式サイトでは、年1回の「集中型」、2回または複数回に分ける「分割型」など、希望に合わせて日程を選べることが案内されています。
普段の登校頻度を抑えたい場合には、年間で必要なスクーリング日数や開催場所を確認して比較するとよいでしょう。
オプションコースも選択できる
高校卒業に必要な学習とは別に、興味に応じたオプションコースも用意されています。
公式サイトでは、通学スタンダード、eスポーツ、美容、K-POP、AIアニメ・マンガ・ゲーム、プログラミング、代アニなど複数の選択肢が紹介されています。
例えば通学スタンダードコースでは、週1~3日のキャンパス通学が案内されています。
そのため、「普段はネット中心で学びながら、興味のある分野について追加で学びたい」という場合には、オプション料金を含めて検討するとよいでしょう。
ルネサンス高等学校の学費
ルネサンス高校グループの公式サイトでは、ルネサンス高等学校について次の費用が公開されています。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 50,000円(入学初年度のみ) |
| 施設設備費 | 20,000円 |
| 教育関連諸費 | 60,000円 |
このほかに授業料およびスクーリング費が必要です。
授業料については就学支援金の対象となる場合があり、適用条件によって実質負担額が変わります。
したがって、上記の13万円だけを「年間学費」と捉えることはできません。
実際の費用を比較する場合は、
入学金+施設設備費+教育関連諸費+履修単位に応じた授業料+スクーリング費+必要なオプション費
まで含めて確認する必要があります。
また、通学スタンダードコースなどのオプションを利用すると別途費用が発生します。公式の申込ページでは、新宿代々木キャンパスの通学スタンダードコースについて、一括444,000円(税込)というコース費が記事作成時点で確認できます。
これは特定のオプションコース・キャンパスについて確認できる料金であり、ルネサンス高等学校の全生徒に必要な金額ではありません。
そのため、ネット中心で学ぶ場合と通学オプションを利用する場合を分けて費用を比較しましょう。
料金制度は変更される場合があります。上記は2026年9月7日の記事作成時点で公式サイトから確認した情報であり、履修単位、就学支援金、オプション、スクーリングなどによって実際の負担額は異なります。
ルネサンス高等学校のおすすめポイント
ルネサンス高等学校は、普段の登校回数を抑えながらオンライン中心で学習したい場合に比較しやすい学校です。
特に、「高校の学習以外にも使いたい時間がある」「毎日の通学ではなく、自宅を中心に学習スケジュールを組みたい」という場合は、スクーリングの仕組みまで確認してみるとよいでしょう。
一方、学校生活としてキャンパスへ通う機会を増やしたい場合には、通学スタンダードなどのオプションもあります。
この場合はオプション費用が追加されるため、N高等学校の週1+、週3・週5などのコースと比較する際には、通学頻度と年間総額の両方を見る必要があります。
ルネサンス高等学校のキャンペーン・特典
記事作成時点の公式サイトでは、無料の個別相談・学校説明会が案内されています。
今回確認した公式情報では、全新入生に共通して適用される期間限定の学費割引について、具体的な金額・適用期間を伴う情報は確認できませんでした。
オプションコース等について個別の募集や条件が設定される可能性もあるため、希望するコースについて確認することをおすすめします。
ルネサンス高等学校の利用シーン
ルネサンス高等学校は、次のような希望がある場合に比較候補になります。
- ネットを中心に高校の学習を進めたい
- 普段の登校頻度をできるだけ抑えたい
- スクーリングを集中型・分割型などから検討したい
- 高校の学習と自分の活動を両立したい
- プログラミングやeスポーツ、美容などのオプションにも興味がある
- 必要に応じてキャンパスへ通うコースも検討したい
ルネサンス高等学校のまとめ
ルネサンス高等学校は、ネットを活用した学習を中心に高校卒業を目指せる通信制高校です。
スクーリングについても、集中型や分割型などが案内されており、普段の登校頻度を抑えたい場合に比較しやすい特徴があります。
一方、通学スタンダードをはじめとするオプションコースを追加する場合は別途費用が必要です。
「オンライン中心で学ぶ場合」と「キャンパス通学や専門分野の学習を追加する場合」で年間費用を分けて確認すると、他校とも比較しやすくなります。
N高等学校と通信制高校4校の違いを比較
ここまで紹介した4校は、いずれも通信制高校として高校卒業を目指せますが、学習スタイルや通学方法、コース設計には違いがあります。
単純に「どの学校が上か」を決めるのではなく、本人がどのような高校生活を希望しているかを基準に比較することが重要です。
現時点で確認した内容を整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | N高等学校 | クラーク記念国際高等学校 | 第一学院高等学校 | ルネサンス高等学校 |
|---|---|---|---|---|
| 主な学び方 | ネット+リアル・オンラインキャンパス | 週5日、オンライン+通学、単位修得など | 最大週5日・最大週2日・オンラインなど | ネット中心+スクーリング |
| オンライン中心の選択肢 | ネットコース | スマートスタディ等 | Mobile HighSchool | あり |
| 通学の選択肢 | 週5・週3・週1+ | 週5日等。キャンパス・コースで異なる | 最大週5日・最大週2日等 | オプションで週1~3日等 |
| 学費の代表例 | ネットコース実質負担モデル年73,000円~※ | スマートスタディⅠ年162,800円※ | コース等で異なる。公式公開情報を個別確認 | 入学金5万円+施設設備費2万円+教育関連諸費6万円+授業料・スクーリング費等 |
| 専門・課外学習 | +ONE授業、課外活動等 | キャンパスごとの専門コース等 | 大学進学、AI、グローバル等 | プログラミング、美容、eスポーツ等のオプション |
| 進路支援 | 進学・進路支援あり | 進学・キャリアに応じた教育 | キャリアカウンセリング等 | 進路に応じた支援あり |
| 学校選びで確認したい点 | コース追加費、キャンパス、スクーリング | キャンパスごとのコース・学費 | 希望コースの具体的年間学費 | 授業料、スクーリング費、オプション費 |
※就学支援金等の適用を前提とするモデルケースであり、すべての家庭で同額になることを示すものではありません。N高等学校は履修単位や選択コース等、クラーク記念国際高等学校はキャンパス・コース等によって実際の費用が変わります。
また、通信制高校の学費を比較するときは「Webサイトに大きく表示されている金額」だけで判断しないことが重要です。
入学金、授業料、施設費、教育関連費、コース費、教材・ICT関連費、スクーリング関連費、オプション費などを含め、希望する学習スタイルで卒業までにどの程度必要になるのかを確認しましょう。
通信制高校を選ぶときに比較したい7つのポイント
N高等学校、クラーク記念国際高等学校、第一学院高等学校、ルネサンス高等学校には、それぞれ異なる学習スタイルやコースがあります。
通信制高校を選ぶときは、学校名や知名度だけで決めるのではなく、本人が希望する高校生活と照らし合わせながら比較することが重要です。
特に確認しておきたいのは、次の7つです。
1.オンライン学習の進め方を比較する
通信制高校を選ぶ際、最初に確認したいのが日常の学習方法です。
同じ「オンラインで学べる通信制高校」でも、授業動画を自分の好きな時間に視聴する形式、決まった時間にオンラインで授業へ参加する形式、オンライン上で先生や生徒と交流する形式など、学校によって仕組みが異なります。
N高等学校のネットコースでは、時間割に縛られず、好きな場所・時間に日々の学習を進めることができます。N高グループの公式サイトでは、ネットコースに加えて、リアルキャンパスまたはオンラインキャンパスで学ぶ週5・週3・週1+コースも案内されています。
また、必修授業の映像学習にはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットも利用できます。一部の課外授業やコースではパソコンが必要になるため、入学前に端末環境も確認しておく必要があります。
第一学院高等学校のMobile HighSchoolでは、PCやタブレットを利用した学習に加え、オンライン学習室やSlackなどを活用した質問・交流環境が案内されています。
ルネサンス高等学校もネット学習を中心とする通信制高校であり、日常的な通学頻度を抑えながら学ぶ方法を検討できます。
オンライン学習を重視する場合は、単に「ネットで学べるか」だけでなく、
「決まった時間割があるか」
「自分の好きな時間に学習できるか」
「先生へ質問しやすい仕組みがあるか」
「オンライン上で生徒同士が交流できるか」
「PCなど必要な機器は何か」
まで確認すると、自分に合った学校を判断しやすくなります。
2.通学頻度を比較する
通信制高校でも、キャンパスへ定期的に通うスタイルを選べる学校があります。
N高等学校では、ネットコースに加えて週5・週3・週1+コースが設けられています。
例えばN高グループのリアルキャンパスでは、週5日、週3日、週1日など、自分の希望に合わせた通学方法を検討できます。公式サイトでも、週5・週3コースは対面でサポートを受けながら学びたい方向け、週1+コースは自分の時間を確保しながら通いたい方向けとして案内されています。
クラーク記念国際高等学校では、週5日コースに加えてスマートスタディなどの学習スタイルがあります。キャンパスによってはスマートスタディコースを週1~3日、単位修得コースを月1~2日程度で案内している例もあります。
第一学院高等学校では、スタンダードコースは最大週5日、ベーシックコースは最大週2日登校するスタイルです。また、オンライン中心のMobile HighSchoolも用意されています。
ルネサンス高等学校ではネット学習を中心としながら、通学スタンダードなどのオプションを追加する選択肢があります。
そのため、通学頻度については、
「毎日または週数日キャンパスへ通いたい」
「週1日程度から始めたい」
「基本的には自宅で学びたい」
「オンライン上でも友人や先生との交流機会が欲しい」
といった本人の希望を整理して比較するとよいでしょう。
3.スクーリングの日数・場所・費用を確認する
通信制高校を比較するときに見落としやすいのがスクーリングです。
普段の学習をオンラインで進められる学校でも、高校卒業に必要な学習の一環として、所定のスクーリングへ参加する必要があります。
そのため、「オンラインだから一度も登校しなくてよい」と考えて学校を選ぶのではなく、事前にスクーリングの詳細を確認することが重要です。
N高グループでは、原則として2年次に本校スクーリングへ参加する仕組みが案内されています。全国拠点で行われるスクーリングなどもあり、学年や履修状況によって必要な参加内容を確認する必要があります。
ルネサンス高校グループでは、スクーリングについて集中型や分割型などが案内されています。
スクーリングについては、
・年間で何日程度必要か
・開催場所はどこか
・宿泊が必要か
・交通費や宿泊費はいくら程度か
・スクーリング費は学費に含まれているか
・本人の体調や事情について相談できるか
といった点を確認しておきましょう。
特に自宅から本校や指定会場まで距離がある場合、年間学費だけでなく交通費・宿泊費を含めた負担を考える必要があります。
4.学費は「年間総額」で比較する
通信制高校の学費を比較するときに注意したいのが、公式サイトで表示されている金額だけでは実際の年間費用を判断できない場合があることです。
学校によって、
・入学金
・授業料
・施設設備費
・教育関連諸費
・コース費
・教材費
・PC購入費
・スクーリング費
・検定料
・専門コース料金
などが別々に設定されています。
例えばN高等学校の週5・週3コースは、ネットコースの学費に加えてコース学費が必要です。
公式サイトでは、ネットコースの実質負担額モデル年73,000円~に、週3オンラインキャンパスのコース学費年483,000円~を加えた年556,000円~という例が掲載されています。PC購入費、スクーリング参加費用、検定料などは含まれません。
また、週5・週3・週1+コースについては、公式の特定商取引法に基づく表記で、オンラインキャンパスの授業料が年180,000円~600,000円、リアルキャンパスが年160,000円~600,000円と案内されています。リアルキャンパスでは施設設備費が別途年80,000円~250,000円となる場合もあります。
クラーク記念国際高等学校では、2027年度新入学生の就学支援金対象モデルとして、スマートスタディⅠが年162,800円、スマートスタディⅡが年378,300円と案内されています。教科書代やPC購入費などは別途必要です。
ルネサンス高等学校では、初年度の基本的な費用の目安として130,000円~と案内されています。この金額には施設設備費、教育関連諸費、入学金5万円が含まれますが、授業料とスクーリング費は別途必要です。
第一学院高等学校については、記事作成時点で一般公開されている公式Webページから、各コースについて全国共通の具体的な年間総額を確認できなかったため、希望キャンパス・コースを指定して確認する必要があります。
学費を比較するときは、広告や公式ページに掲載された一部分の金額だけで判断せず、
「希望するコースを3年間利用した場合に、どのような費用が必要になるのか」
という視点で確認すると分かりやすくなります。
なお、就学支援金の適用可否や金額は個々の条件によって異なるため、掲載されている「実質負担額モデル」がすべての家庭にそのまま適用されるわけではありません。
5.進路サポートを比較する
大学進学や専門学校への進学、就職を考えている場合は、卒業資格を取得するためのサポートだけでなく、卒業後の進路支援も確認しておきましょう。
N高グループでは、大学進学対策を含む+ONE授業などが設けられています。2026年度からは、英語・数学などの科目からプログラミング、デジタルデザイン、大学受験対策、資格取得対策まで100種類以上の講座から選択する仕組みがスタートしています。
第一学院高等学校では、Mobile HighSchoolでもオンライン三者面談などが案内されており、卒業後の進学・就職に向けた支援を行っています。
また、本校通学コースでは、在学中から卒業後までキャリアカウンセラーが進路相談に対応することが案内されています。
クラーク記念国際高等学校では、大学受験向けのプログラムを追加できるコースもあります。例えばスマートスタディⅡでは、希望制のオプションとして大学受験向けプログラムが年200,000円~350,000円で案内されています。
進学を希望する場合は、
「大学受験対策は通常の学費に含まれているか」
「追加料金が必要な講座はあるか」
「一般選抜だけでなく総合型選抜・学校推薦型選抜にも対応しているか」
「進路面談をどの程度受けられるか」
などを確認するとよいでしょう。
進学実績については、人数だけで学校の優劣を決めないことも重要です。
学校によって在籍生徒数や集計対象、合格者数の数え方が異なるため、本人が希望する進路に向けたサポート内容と合わせて確認しましょう。
6.高校卒業以外にどのような学習ができるか確認する
通信制高校を選ぶ目的は、高校卒業資格の取得だけとは限りません。
高校在学中に自分の興味のある分野へ取り組みたい場合は、課外活動や専門コースも比較ポイントになります。
N高グループでは、プログラミング、デジタルデザイン、資格取得対策などの+ONE授業が用意されています。
クラーク記念国際高等学校では、キャンパスによって専門コースや専攻が設けられています。
第一学院高等学校では、大学進学、社会探究×総合型選抜、グローバル、AIスキル、アート表現などの専攻が案内されています。
ルネサンス高等学校でも、プログラミング、eスポーツ、美容などのオプションコースがあります。
ただし、専門学習は基本学費とは別料金になることもあります。
興味のある分野がある場合は、
「希望するキャンパスで受講できるか」
「追加料金はいくらか」
「途中から追加・変更できるか」
まで確認するとよいでしょう。
7.サポート体制と相談方法を確認する
通信制高校では、自宅で学習する時間が多くなることがあります。
そのため、学習が止まってしまったときや、進路について悩んだときに誰へ相談できるかは重要な比較ポイントです。
N高グループでは、ネットコース、週5・週3・週1+コースのいずれでも複数のメンターがつき、学習や進路について相談できる仕組みが案内されています。
第一学院高等学校のMobile HighSchoolでは担任制が採用されており、Slackなどを使って先生へ質問する仕組みがあります。
また、保護者向けにもICTを活用した学習支援などが案内されています。
通信制高校を比較するときは、
「担任・メンター制度があるか」
「オンラインで相談できるか」
「保護者との面談があるか」
「学習が遅れた場合にどのようなフォローがあるか」
「進路相談を誰が担当するか」
なども確認しましょう。
希望する高校生活から4校を比較
ここでは、特定の学校を順位付けするのではなく、希望する学習スタイルごとに比較ポイントを整理します。
自宅中心で自分の時間を確保しながら学びたい場合
自宅中心の学習を重視する場合は、
N高等学校のネットコース
第一学院高等学校のMobile HighSchool
ルネサンス高等学校のネット学習
などを比較できます。
N高等学校のネットコースは、時間割なしで日々の学習を進められる点が特徴です。
第一学院高等学校のMobile HighSchoolでは、自分のペースで学習しながら、オンライン学習室や担任とのコミュニケーションも利用できます。
ルネサンス高等学校では、ネット学習を中心とし、スクーリングを集中型・分割型などから検討できます。
オンライン中心で比較する場合でも、スクーリングの場所や日数、先生への質問方法、オンライン交流の有無まで確認しましょう。
キャンパスへ定期的に通いたい場合
通学する機会を設けたい場合は、
N高等学校の週5・週3・週1+コース、クラーク記念国際高等学校の週5日コースやスマートスタディ、第一学院高等学校のスタンダード・ベーシックなどが比較候補になります。
N高等学校では週5・週3・週1と通学頻度を選べます。
第一学院高等学校ではスタンダードが最大週5日、ベーシックが最大週2日です。
クラーク記念国際高等学校ではキャンパスごとに通学頻度やコースが異なります。
通学を希望する場合は、日数だけではなく、
「キャンパスまで何分かかるか」
「交通費はいくらか」
「希望コースがそのキャンパスにあるか」
「週何日なら無理なく継続できそうか」
という点まで考えて比較しましょう。
大学進学も重視したい場合
大学進学を考えている場合は、合格実績だけでなく大学受験に向けた授業や個別支援の仕組みを比較することが重要です。
N高グループでは+ONE授業に大学受験対策が用意されています。
クラーク記念国際高等学校では、スマートスタディⅡのオプションとして大学受験プログラムを選択できます。
第一学院高等学校では大学進学専攻や社会探究×総合型選抜専攻などがあります。
大学進学を目的とする場合は、
「志望大学に向けた個別指導があるか」
「一般選抜と総合型選抜のどちらに対応しているか」
「予備校や塾を別途利用する必要があるか」
「受験対策講座に追加料金が必要か」
まで確認すると比較しやすくなります。
高校の学習と好きな活動を両立したい場合
スポーツ、芸能、プログラミング、創作活動などに時間を使いたい場合は、オンライン中心のコースや通学日数の少ないコースを比較できます。
N高等学校のネットコースでは、時間割に縛られず日々の学習を進められるため、学習以外の時間を確保しやすい仕組みです。
第一学院高等学校のMobile HighSchoolも、趣味や取り組みたいことに時間を使いたい生徒向けとして公式サイトで案内されています。
ルネサンス高等学校もネット中心の学習を選択できます。
ただし、自由に使える時間が増えるほど、自己管理も必要になります。
本人だけに任せるのではなく、学校側のサポート方法や家庭での学習環境も含めて検討するとよいでしょう。
通信制高校選びで失敗しやすいポイント
表示されている学費だけで決める
通信制高校では、公式サイトに「年○万円~」などの金額が表示されていることがあります。
しかし、その金額に何が含まれているかは学校によって異なります。
N高等学校の場合、通学コースではネットコース学費に加えて通学コース学費が必要です。
クラーク記念国際高等学校も、高校卒業に必要な学費と選択コースの学費を合わせた金額が年間学費になります。
ルネサンス高等学校の年130,000円~という目安にも授業料とスクーリング費は含まれていません。
そのため、資料請求や個別相談では「希望するコースを選んだ場合の年間総額」を確認することが重要です。
「通信制高校なら登校不要」と思い込む
ネット中心の通信制高校でも、必要なスクーリングがあります。
日常的な登校が少なくても、指定された時期に決められた場所へ行く必要がある場合があります。
特に遠方の本校へ参加するタイプでは、交通や宿泊も考慮しておきましょう。
コース名だけで比較する
「オンラインコース」「通学コース」という名称が同じでも、学校によって内容は異なります。
週1日なのか週5日なのか、自由登校なのか時間割があるのか、先生との交流方法はどうなっているのかなど、実際の仕組みまで確認することが重要です。
進学実績の人数だけで判断する
大学合格者数や進路決定率は参考になりますが、それだけで本人に合っている学校とは判断できません。
生徒数が多い学校では合格者数も多くなりやすく、学校によって集計方法も異なります。
「自分が希望する進路へのサポートを受けられるか」という視点を優先して確認しましょう。
本人がキャンパスを見ないまま決める
通学型を検討している場合、可能であればオープンキャンパスや個別相談を利用して本人が実際の雰囲気を確認することも大切です。
通学時間、教室の雰囲気、生徒と先生の距離感などは、Webサイトだけでは把握しにくい部分があります。
N高グループでも、キャンパス・会場またはオンラインでオープンキャンパスや個別相談会を実施しています。
クラーク記念国際高等学校でも学校説明会や個別相談が案内されています。
N高等学校についてよくある質問
Q1.N高等学校は正式な高校ですか?
はい。
N高等学校は学校法人角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校です。
必要な単位など、高等学校の卒業要件を満たすことで高校卒業資格を取得できます。
通信制という学び方は全日制とは異なりますが、「高校卒業資格を取得できない学校」という意味ではありません。
Q2.N高等学校は毎日通学する必要がありますか?
選択するコースによって異なります。
ネットコースでは、日々の学習を好きな場所・時間に進めます。
一方、週5・週3・週1+コースでは、リアルキャンパスまたはオンラインキャンパスで決められた曜日・時間に学習します。
ただし、ネットコースでも高校卒業に必要なスクーリングへの参加は必要です。
Q3.N高等学校のネットコースはスマートフォンだけで学習できますか?
必修授業の映像学習については、公式サイトでパソコン・スマートフォン・タブレットが利用可能と案内されています。
ただし、一部の課外授業やN塾、+ONE授業などではパソコンが必要になる場合があります。
希望する学習内容に必要な端末を事前に確認してください。
Q4.N高等学校の学費はいくらですか?
ネットコースでは、公式サイトに補助金を差し引いた実質負担額のモデルとして年73,000円~と案内されています。
ただし、就学支援金などの適用条件や履修単位数によって実際の金額は異なります。
また、週5・週3・週1+コースを利用する場合は、ネットコースの学費に加えてコース学費が必要です。
例えば週3オンラインキャンパスの公式モデルでは、ネットコース年73,000円~+コース学費年483,000円~で、合計年556,000円~となっています。PC購入費やスクーリング参加費用などは別途必要です。
Q5.N高等学校では週1日だけ通うこともできますか?
はい。
N高グループには週1+コースがあります。
また、週3日・週5日のコースもあり、リアルキャンパスまたはオンラインキャンパスから選択できます。
なお、コース変更や通学日数の変更にも一定のルールがあります。公式FAQでは、ネットコースから週5・週3・週1+コースへの変更や、通学日数の変更を一定期間ごとに行えると案内されています。
Q6.N高等学校では大学進学を目指せますか?
大学進学を目指すことは可能です。
N高グループでは大学受験対策を含む+ONE授業や進路サポートが用意されています。
ただし、志望大学や選抜方式によって必要な対策は異なります。
大学進学を重視する場合は、希望大学への受験対策、個別指導の内容、追加講座の費用なども確認しておきましょう。
Q7.N高等学校とクラーク記念国際高等学校はどう比較すればよいですか?
両校とも通信制高校ですが、通学スタイルやコース設計に違いがあります。
N高等学校はネットコースに加えて週5・週3・週1+コースがあり、オンラインとリアルキャンパスの両方を選択できます。
クラーク記念国際高等学校は、週5日通学やスマートスタディなどを展開しており、キャンパスによって専門コースも用意されています。
どちらが適しているかは、オンライン学習をどの程度重視するか、週に何日通いたいか、希望する専門学習があるかなどで比較するとよいでしょう。
Q8.N高等学校と第一学院高等学校の違いは何ですか?
どちらもオンラインと通学の両方を検討できます。
N高等学校にはネットコースと週5・週3・週1+コースがあります。
第一学院高等学校には最大週5日のスタンダード、最大週2日のベーシック、オンラインのMobile HighSchoolなどがあります。
オンラインで学びたい場合は、学習時間の自由度だけでなく、先生への質問方法や交流機会、進路支援まで比較すると違いが分かりやすくなります。
Q9.N高等学校とルネサンス高等学校はどう比較すればよいですか?
両校ともインターネットを活用した学習を中心に高校卒業を目指せます。
N高等学校では、ネットコースから週1・週3・週5相当の通学スタイルまで用意されています。
ルネサンス高等学校はネット中心の学習を基本としながら、必要に応じて通学型のオプションなどを追加できます。
日常的な通学頻度、スクーリング方法、年間学費、オプション学習の内容を比較するとよいでしょう。
Q10.資料請求をしたら必ず入学しなければなりませんか?
資料請求をしただけで入学が決まるわけではありません。
学校のコース内容、学費、スクーリング、進路支援などを確認してから、本人と保護者で検討できます。
複数の通信制高校を比較している場合は、それぞれの資料を取り寄せ、同じ項目で比較すると違いを把握しやすくなります。
N高等学校と通信制高校4校の比較まとめ
N高等学校、クラーク記念国際高等学校、第一学院高等学校、ルネサンス高等学校はいずれも通信制高校ですが、日々の学習方法、通学頻度、コース、学費、進路支援などに違いがあります。
N高等学校は、時間割に縛られずオンライン中心で学べるネットコースに加え、週5・週3・週1+コースを用意していることが特徴です。リアルキャンパスとオンラインキャンパスの選択肢もあり、本人の希望する生活スタイルに合わせて学び方を検討できます。
また、2026年度からは100種類以上の講座から選べる+ONE授業が始まり、大学受験対策、プログラミング、デジタルデザイン、資格取得対策など、高校卒業に必要な学習以外の分野も検討できます。
一方、クラーク記念国際高等学校では週5日通学やスマートスタディなどがあり、キャンパスごとの専門的な学びも確認できます。
第一学院高等学校では、最大週5日のスタンダード、最大週2日のベーシック、オンラインのMobile HighSchoolなどから学習スタイルを検討できます。
ルネサンス高等学校ではネット学習を基本としながら、必要に応じて通学や専門分野のオプションを追加できます。基本コースについては、ルネサンス高等学校で初年度130,000円~という公式目安が示されていますが、授業料とスクーリング費は別途必要です。
どの学校にも異なる特徴があるため、学校名だけで決める必要はありません。
まずは、
オンライン中心か通学中心か
週に何日程度なら通えるか
年間でどの程度の費用になるか
スクーリングに無理なく参加できるか
大学進学や就職に向けて必要な支援を受けられるか
高校在学中に取り組みたい活動があるか
を整理して比較しましょう。
N高等学校について詳しく知りたい場合は、公式資料やオープンキャンパス・個別相談を利用することで、Webサイトだけでは分かりにくいコースごとの学費、スクーリング、キャンパス、進路サポートについて確認できます。N高グループでは会場・キャンパスでの参加に加え、オンラインの個別相談も案内されています。
学費・コース・募集要項・就学支援金等の条件は変更される場合があります。本記事の料金・制度情報は2026年9月7日時点で確認した公式情報をもとにしています。実際の出願時には、希望する学校・キャンパス・コースの最新募集要項をご確認ください。